新規事業開発業務🤔の難しさ
化学系新規事業開発チームに属しております。
物の開発方法はだいたい以下の2通り。
1. 世の中のニーズがある!→ 作る。(所謂ニーズ主義)
2. 今まで世の中にないものが作れた!→売り先探す(所謂シーズ主義)
しかしながら、少し探索や開発していた方は
ご存じの通り、
結構この世の中って、モノに溢れてて。
必要とされる新しい材料を探そうと思い、
社会のニーズを漁ろうとすると!大体全てある笑
今ある材料で足りてるんですよね〜。
あと、新しい材料を作れても、価格が高くなって、使ってもらえないとか。
例えば、耐熱性が20℃あがるプラスチック開発しても、kgで数百円上がると買ってもらえないんですよねー🤣
そりゃ、例えば、耐熱性が200℃とかあがったら、一部の層に買ってもらえるかもしれませんが。
それこそ、現在開発されて市場に出てるものは、それはそれは一生懸命研究されてでた製品なのでちょっとやそっとの努力でそれを大きく上回るものなんか開発できない。
どこの分野もだいたい研究の限界に達してて、ちょっとやそっとの努力じゃ新しいものなんか生まれない🤣
例えば、空飛ぶ車が欲しいなーって思って作ろうとしたら、
空飛ぶ車は市場にないから売れるだろうが、
それを作る材料は、世の中にあるものでどーにかなっちゃいそう。
結構皆さん優秀だから、今ある材料をどーにかこーにか使いこなしちゃうんですよね。
新しい材料をコスト高めで売っても買ってもらえない。
その中で、いや!ここは新しい材料がないと絶対ダメだ!とか、新しい材料があれば工程が減らせてコストが減らせる!とか、そういうところを探して材料を使って売らないといけない。
でもそれって結構難しくって。
例えば、私は化学屋なんだけど、
それをするには、空飛ぶ車の作り方を詳細に理解して、
空飛ぶ車を作ってる会社がこれを欲しがってる!って見つけて、売り込みかけないといけない。
詳細に理解ってのが難しい。
空飛ぶ車の会社さんが、オープンにして、一緒に開発するとか、欲しい材料教えてくれたらいいんだけど。
企業秘密だからね。そんなに簡単にわからないのよ。
特許とか読んで、学んでもね。
結構新しい材料が欲しい部分とか、ノウハウ的なとこだったりしてさ、分からないのよ。
むずかしーね。
まぁ、そんなことを考えながら、新しいもの見つける仕事してます。
それでね、空飛ぶ車はまだまだ先だけど、
結局いま、世の中は何を作ろうとしてるの?
って、情報を得る必要があるのよね。
それで、今日は展示会に行ってきます。
東京ビックサイトで開かれる数百社くる展示会を見て、世の中の動向を見てきます。
開発ってさ、①1から何か生む方法と、②何かを結びつける方法があると思う。
①はやはり難しくて、
②の方が比較的簡単かな?と思うのよ。
で、結びつけるものが多い方が新しいものが生まれやすい。
結びつけるものって、情報や自分の経験ですよね。
経験ってそんなに増やせないから、
外部からどんどん情報を得るしかない!
そしたら、全然関係ない情報と情報が結びついちゃったりして、新しいアイデアが生まれるかも?
そう期待して、少ない時間をかけて、東京ビックサイトに向かいます。
こんな材料欲しい!って人いたら、
大体の材料は私が作れるので声かけてください🤣
一緒に共同研究したいです。
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